【苦いけど旨い!】ゴーヤチャンプルーの作り方/キューブ型のスパムと厚揚げで見た目も綺麗に♪

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「ゴーヤ」と聞いて、どんな印象をお持ちになりますか?
“沖縄”、”苦い”、”美味しい”、”でこぼこしている”―。
どれも正解です。
私も初めてゴーヤを食べたとき、この苦さに衝撃を受けました。
好き嫌いが分かれるほどの苦みですが、個人的にはこの苦みがとても好きですね。
私が知っている限り、日本でもっとも苦い野菜ではないでしょうか。

そんなゴーヤは、日本では主に沖縄を中心とする九州南部で栽培され、夏に収穫されます。
濃い緑色でイボが均一なゴーヤほど栄養素が詰まっており、つまり苦くて美味しいのです。
ゴーヤが好きな人にも苦手な人にも知っていただきたい情報を言うと、
ゴーヤにはビタミンCが多く含まれ、その量はレモン3個分、トマト5個分と言われるほどです。
しかもゴーヤに含まれるビタミンは加熱しても失われにくいのが特徴で、健康や美容にもいいと言われます。
どうですか、少し食べたくなってきたでしょうか?(笑)

ちなみに「ゴーヤ」は沖縄の方言(ウチナーグチ)で、本来の名前は「ニガウリ」「ツルレイシ」と呼ばれています。
沖縄では、ゴーヤは天ぷらやゴーヤチップスなどのいろんな料理に使用されますが、やはり一番有名なものは「ゴーヤチャンプルー」ですね。
「チャンプルー」も沖縄の方言で「ごちゃ混ぜ」を意味していますので、「ゴーヤチャンプルー」はゴーヤといろんな具材(豚肉、豆腐、卵)を炒めたもの、という意味になります。

本場沖縄のゴーヤチャンプルーのレシピでは、全部の具材を一緒に豪快に炒めるのが主流ですが、本日はあえて見た目が整うようにスパムと厚揚げを使い、それぞれキューブ型に切りました。
厚揚げを使うことで水切り不要で時短になりますし、見た目も崩れず仕上がりが綺麗です!
ゴーヤも、縦半分に切ってワタを取る方法ではなく、あえてまぁるい輪切りに。こんな可愛らしいゴーヤチャンプルーだったら、ついつい手を伸ばしてみたくなるなぁというものにしています。

沖縄が誇る郷土料理、ゴーヤチャンプルーはいかがでしょうか。

材料

  • ゴーヤ … 1本
  • スパム … 100g(1/2缶)
  • 厚揚げ … 200g
  • 卵 … 2個
  • 塩 … 小さじ1/2
  • 酒 … 大さじ1
  • だしパック … 1袋
  • ごま油 … 大さじ1
  • かつおぶし … 適量
  • 糸唐辛子 … 適量

数量:
2人分

調理時間:
30分

予算:
500円

難易度:
★★☆☆☆

作り方

1 ゴーヤは洗い7㎜幅の輪切りにします。
 スプーンでワタを取り除き、小さじ1/2程度の塩で塩揉みし、10分ほど置きます。
 *苦味をとるために少し塩揉みをしていますが、ゴーヤの美味しさはこの苦味にありますのでほどほどに♪苦手でない方は、塩揉みはしなくても大丈夫です!

2 厚揚げ(200g)は2cm程度の角切りにします。
 スパム(100g)は1.5cm程度の角切りにします。
 卵(2個)は溶いておきます。

3 ゴーヤを置いて10分程度経ったら水洗いし、水気を拭き取ります。

4 フライパンにごま油(大さじ1)を入れ中火で熱します。
 スパムを入れ、焼き色がついたら厚揚げを加えます。
 厚揚げに油が回ったらゴーヤ、酒(大さじ1)、だしパックを破り入れ、ゴーヤに火が通るまで炒め合わせます。

5 ゴーヤに火が通ったら強火にし、溶き卵を回しかけ、手早く混ぜ合わせたら火を止めて出来上がりです。
 お皿に盛り、かつおぶし、糸唐辛子を飾ったら完成です♪

 
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