「きんぴらごぼう」は日本のソウルフードと言っても過言ではないと思う。私は「きんぴらごぼう」が結構好きで、仕事終わりにスーパーの総菜コーナーへ寄った際には、「きんぴらごぼう」を見かければ割と悩むことなく購入してしまったりするほどだ。
まぁ、日本人にとって「きんぴらごぼう」って結構身近な存在で、定番の家庭料理という感じだ。そんな家庭料理の代表「きんぴらごぼう」について日本のことが大好きでやまない海外の友人に紹介したことがある。
彼は日本の食べ物なら大体好きで割とどんなものでも食べれたりする。そんな彼にいったいどんな食べ物なのかと聞かれたので、「人参とごぼうをごま油で炒めた食べ物でピリ辛で美味いんだ」と説明した。しかし、私の説明が分かりにくかったのか友人はごぼうがどんな野菜なのかわからなかったみたいで、「一体どんな野菜なのか写真で見せてくれて」とせがまれた。
ネットで「ごぼう」を検索し友人に見せたところビックリされ、そして大爆笑されてしまった。
まぁ、海外の人たちからしてみたらごぼうを食べること自体、不思議で驚きでしかないはずだからだ。だって、彼らからしたら、まさか人間が木の根っこを食べる習慣があるとは思わないからだ。
もちろん、ごぼうは木の根っこでもなんでもなくれっきとした野菜でキク科の多年草である。
とはいえ、ごぼうは世界広しといえど日本人しか食さないようで、ほかの国々ではまず食べないとのこと。
かつては、ゴボウにまつわる食文化の違いから「戦時中、外国人捕虜にゴボウを与えたところ、木の根を食べさせられたと誤解され、戦後にBC級戦犯として虐待の罪で裁かれた」という歴史まである。
その後、この点については誤解であったことが証明されたため、名誉が回復したとのこと。
さてさて、雑談はこのくらいにして本日の献立に「きんぴらごぼう」はいかかでしょうか。
材料
- ごぼう … 1本
- 人参 … 1/3本
- 輪切り唐辛子 … 1つ分
- しょうゆ … 大さじ2
- みりん … 大さじ1
- さとう … 大さじ1
- ごま油 … 大さじ1
- ごま … 適量(小さじ1)
- 糸唐辛子 … 適量(ひとつまみ)
数量:
2人分
調理時間:
30分
予算:
約200円
難易度:
★★☆☆☆
作り方
1 ごぼうの皮を包丁の背で削ぎ、ささがきにします。
人参は1/3本を細切りにします。
2 鍋にごま油をひき、中火でごぼう、人参を炒めます。
3 野菜に油がなじんだら、さとう、みりん、輪切り唐辛子を加え、炒めます。
4 醤油を加え、汁気がなくなるまで炒めます。
5 器に盛り付け、白ごま、糸唐辛子を散らしたら完成です♪
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