今日の献立はチキン南蛮。
私が初めてチキン南蛮という料理に出会ったのは恐らく、社会人になってから。
というのも私は子供時代を田舎で過ごしていたことに加えて、両親が共働きという事もあり子供時代はあまり親に凝ったものを作ってもらうことがなかった。
チキン南蛮も例外でなく、作ってもらったことはいちどもなかったはずだ。
もちろん、チキン南蛮という料理自体は知っていたが、それがどんな味でどんな香りがするものなのかという事はわからなかった。
イメージとしてのチキン南蛮は「酸味があって、タルタルソースとの相性が絶妙で美味しい料理なんだろう」という漠然としたものはあったのだが、、、。
さてさて、そんな環境だったという事もあり、その料理と出会わずに20数年が経ってしまった。
だが、いよいよ、とうとう、私もチキン南蛮を知る時がやってくる。
社会人1年目に先輩と一緒に行った居酒屋にてようやくチキン南蛮を食すこととなる。
厳密にいえば大学時代にもしかしたら一度か二度食べたことはあったかもしれない。
ただ、私の初めてのチキン南蛮の出会いはこの社会人1年目にさせてほしい。それほどまでにこの先輩に連れて行ってもらった居酒屋で食べたチキン南蛮がうまかったのだ。
その店は宮崎の地鶏を使った焼き鳥屋で、先輩に「チキン南蛮ってうまいんですか?」と話して、結果連れてきてもらった店だ。
ここで提供されたチキン南蛮は本当に美味しかった。
他の店で提供される通常のチキン南蛮よりも甘みと酸味はやや増しでありながらも、そこまで癖はなく米酢と黒酢を使用することで、風味と香りが引き立ちなんとも言えないバランスを醸し出しており、
絶妙に美味い。
その後、その店のチキン南蛮にはまり、それから時折訪問してはチキン南蛮をよく注文したことを思い出します。
それから数年後転勤もありそのお店へ行くこともなくなったのだが、久しぶりに懐かしくなってそのお店を調べてみた。
どうやら何年か前に閉店していたようで、その店のチキン南蛮は二度と食べられなくなってしまいました。
甘酢の揚げ鶏にタルタルソース、宮崎県発祥の鶏南蛮。「チキン南蛮」がとっても好きです。
さてさて、雑談はこのくらいにして本日の献立に「チキン南蛮」はいかかでしょうか。
材料
- 鶏もも肉 … 1枚(約300g)
- 小麦粉 … 大さじ1
- 溶き卵 … 1/2個
-
甘酢だれ
a)しょうゆ … 大さじ2
a)酢 … 大さじ2
a)さとう … 大さじ1 -
タルタルソース
b)ゆで卵 … 1個
b)玉ねぎ … 1/4個
b)マヨネーズ … 大さじ4
b)パセリ … 適量(大さじ1程度)
塩こしょう … 少々 -
サラダ油 … 適量(約1cup)
数量:
2人分
調理時間:
45分
予算:
約700円
難易度:
★★★☆☆
作り方
1 まずは鶏肉の下処理を行います。
余分な脂肪(黄色い脂肪は臭みの原因になります)やはみ出た皮、筋を取り除きます。
2 鶏肉を半分に切り分け、下味に塩こしょうをまぶします。
*肉が厚い部分は包丁を入れ、平らにしておくと均一に火が通ります♪
3 サラダ油を鍋に入れ、中火で加熱し始めます(約170℃)。
4 油を加熱している間に、小麦粉をまぶし、続けて溶き卵で全体をコーティングします。
*卵の量が足りないときは、少量の水で伸ばして使いましょう♪
5 油が温まった鍋に、鶏肉をそっと入れ、両面を3~4分ずつ揚げます。
6 鶏肉を揚げている間に、甘酢だれを作ります。
鍋にa)の材料をすべて入れ、さとうが溶けるまで温めます。
7 鶏肉が揚がったら、鍋から取り出し油を切り、あたたかいうちに5)の甘酢だれに浸します。
両面にしっかりたれをからめましょう♪
8 タルタルソースを作ります。
(時間があるときは事前に作っておいてもいいですね。今回は鶏肉を揚げている間に作っています。)
ゆで卵は、常温に戻した卵を水から入れて火にかけます。沸騰して8分経ったら出来上がりです。
熱いうちに鍋から冷水に取ってさまし、卵の殻をむき、白身だけみじん切りにします。
(黄身は崩れやすいので、そのままあえても大丈夫です。)
パセリ、たまねぎは、それぞれみじん切りにします。
器にゆで卵、パセリ、たまねぎ、マヨネーズ、塩こしょう少々をすべて入れて、混ぜたら出来上がりです。
*お好みでみじん切りにしたピクルスや、酢やさとうを加えても美味しいです。
9 器に鶏肉を盛り付け、タルタルソースをかけたら完成です♪
- MAIN DISHES, レシピ
- コメント: 0
MIMI’S KITCHEN
こちらのブログはCHRYSAN&ANTHEMUMが、和食をテーマに、誰でも気軽に、ちょっぴりおしゃれに、 そして美味しくをコンセプトにレシピを紹介しています。 ご覧いただいた方に少しでも興味を持っていただけるよう...
コメント
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。