とうもろこし。
プチっとした食感とジューシーな甘み。
夏の、お日さまの贈り物なのかな、と思ってしまうほどに美味しい。
一列にぎっしりと並ぶ粒も美しく、清々しいですよね。
今日はそんなコーンを、できるだけありのままの味でいただきたく、とうもろこしご飯を炊くことにしました。
そんなコーンの基本について、あまり知らない人もいると思うので、プロフィールをご紹介。
まずは名前。その由来は、中国から伝来した「モロコシ」という植物にそっくりだったことから、「唐もろこし」が転じて「とうもろこし」と呼ばれるようになりました。
そして栽培のされ方。ご存じでしょうか?
コーンはひげの部分を上向きにして、1本の木から3本、4本と複数の実がなります。
濃い緑色をした葉に覆われているものほど食べ頃で、軸の切り口がみずみずしい方が美味しいです。
また、ひげは褐色のものが美味しいと言われています。
そうそう、このひげ、なんとひとつひとつの粒と繋がっているそうです!
ですので、ひげが多いほど粒もぎっしり詰まっているということも覚えておきましょう♪
最後に栄養素です。
その75%が水分と言われますが、炭水化物をもっとも多く含み、その他ビタミンやミネラル、食物繊維をバランスよく含んでいます。
年中手に入りますが、この夏ならではの美味しさを噛みしめて―。
さてさて、本日の食卓にとうもろこしご飯はいかがでしょうか?
材料
- 米 … 2合(300g)
- とうもろこし … 1本
- 塩 … 小さじ1
- 水 … 385ml
- 酒 … 15ml(大さじ1)
- バター … 10g
数量:
2人分
調理時間:
40分(浸水30分除く)
予算:
400円
難易度:
★☆☆☆☆
作り方
1 お米を研ぎ、ザルに上げ、水を切って10分置いておきます。
2 10分経ったらストウブの鍋にお米を入れ、酒大さじ1と水で合計400mlの水量および塩(小さじ1)を加え、30分浸水させます。
3 お米を浸水させている間にとうもろこしの実をそぎ落とします。
とうもろこしは皮をむいてひげを取り、芯の根元を切り落とします。
実をそぎ落としやすいように半分に切ります。
*包丁で芯に切り込みを入れたら、思いきって両手でポキっと折ると簡単です♪
縦一列の脇から包丁を入れ、粒を掘り起こすように繰り抜いたら、あとは親指の腹を使い、根元の部分から押し倒すように、空いた列に向かって粒を掘り起こしていきます。
*実のそぎ落とし方はいくつかありますのでご自分の好きな方法でされてください!
この方法は、包丁で全面をそぎ落とすよりも時間はかかりますが、胚芽の部分から綺麗に実をとることができ、旨みもしっかりいただけます♪
4 すべての実がとれたら、ストウブの鍋に実を入れ、軽くかき混ぜ均等にならします。
芯を上に重ね、蓋をし、中火にかけます。
5 ぐつぐつと沸騰してきた音に変わったら弱火にし、7分炊きます。
7分経ったら火を止め、10分蒸らします。
6 蓋を開けて芯を取り除き、バター(10g)を加えてさっくり混ぜ合わせたら完成です♪
MIMI’S KITCHEN
こちらのブログはCHRYSAN&ANTHEMUMが、和食をテーマに、誰でも気軽に、ちょっぴりおしゃれに、 そして美味しくをコンセプトにレシピを紹介しています。 ご覧いただいた方に少しでも興味を持っていただけるよう...
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