【絶品！誰でも簡単！】タレがしっとり絡む照り焼きチキンの作り方

突然ですが「TERIYAKI BOYZ」（テリヤキボーイズ）なる、日本のHIPHOPグループをご存じでしょうか？
彼らが海外進出し、海外の著名アーティストとコラボしたことなどで人気を博したのはもう15年ほど前。
私Anthemumは、RIP SLYME（TERIYAKI BOYZの一部メンバー）の歌を当時よく聴いていたこともあり、TERIYAKI BOYZのグループ名だけは知っていたが、TERIYAKIが分かる外国の人はいるのだろうかと、その時思ったものだった。
ちなみにTERIYAKI BOYZは、初アルバムのタイトルが『BEEF or CHICKEN』だったり、2005年（酉年）にのみ活動を限定しようとしたり、何かとトリにかけていた。
きっと鶏好きなメンバーがいたに違いない（笑）。（※ただしその後、2006年以降もしばらくは活動を継続されました。）

話はそれましたが、当時は海外の人で、「TERIYAKI BOYZ」をきっかけに「てりやきって何だ？」と「照り焼き」なる味付けに興味を持たれた方もいたことだと思いますが、今では海外でも、寿司や天ぷらと並び照り焼きの味付けが好きな人は割と多いようです。
また、マクドナルドの人気メニュー「てりやきバーガー」も、外国観光客にも人気のメニューのひとつだそうなので、日本人としては嬉しい限りです。

ただし、海外には「TERIYAKIソース」なるものが売られていて、ソテーしたチキンやポークステーキなどにかけて食べるのが主流だそうだ。なるほど、調味料をすべて揃えるより簡単なので海外でウケるのも納得だが、おそらく日本人が食べると若干違和感がある気がする。

というよりは、日本人ならちょっと違和感を覚えるくらいであってほしいとさえ思うのは、照り焼きに思い入れを持ちすぎだろうか。
なぜなら、日本人にとっての「照り焼き」は、醤油、みりん、酒、ときどき砂糖を使ってその黄金比を極めるものであり、作る人や料理が違えば、その甘さの絶妙な違いにときめいたり、蘊蓄を語ったりしたがるくらい奥が深いものだからだ。
自分ならではの黄金比を持っているくらいが、照り焼きを愛する日本人たるものではないだろうか…。
と、深夜に照り焼きについて少々熱くなってしまいました。（笑）

ちなみに、黄金比は、基本的に「醤油：みりん：酒」＝「１：１：１」と言われていて、ここに自分なりのアレンジを加えるのがちょうどいい加減なのではないかということも申し添えておきます。

さてさて、雑談はこのくらいにして、本日の献立にてりやきチキンはいかがでしょうか。